「車の磨き」「洗車キズ」ってどういうこと?

今回は、車の「磨き」と「洗車キズ」について詳しくご紹介したいと思います。和歌山県岩出市のガラスコーティング専門店ALLBLUEでは、コーティング施工前の下地処理として「磨き」を非常に重視しています。

車の磨き・洗車キズとは

「洗車キズ」というと、洗車機に通した時だけに付くキズを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実はそれだけではありません。手洗い洗車も含め、スポンジでシャンプーをしたり、洗い流した後にクロスで拭き上げたりする際にボディに付いてしまう細かなキズも、すべて「洗車キズ」に含まれます。

よく「車を磨きました」という言葉を耳にしますが、多くの方はワックスがけをした、あるいはコンパウンドを使って手でゴシゴシした状態を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、こうした「洗車キズ」は、コンパウンドで手作業をしただけではなかなか消えるものではありません。

白い車についた「水垢」(黒い縦スジ)程度であれば手作業でも取れることがありますが、濃色車のボディを手で磨いてしまうと、下の画像のような細かい「オーロラ」状のキズがたくさん出来てしまいます。白い車はこのオーロラが目立ちにくいため、水垢さえ取れればよいという方は手作業でコンパウンドを使っても問題ないかと思います。

「磨き屋」の磨くとは

プロの「磨き屋」が行う「磨く」という作業は、ポリッシャー・バフ・コンパウンドを最適に組み合わせ、塗膜の表面についたキズを研磨して消す、あるいは薄くすることを指します。

車磨きに使うポリッシャー

黄色いスポンジ状のものが「バフ」、白い液剤が研磨剤である「コンパウンド」です。

磨きに使うバフとコンパウンド

ポリッシャーには大きさや動き方の違いで10種類ほど、バフはざっくり分けても5~6種類、コンパウンドも10種類ほどあります。これはあくまでALLBLUEで実際に使用しているものの数であり、市場に出回っているものはさらに多くの種類があります。これらを車のボディの状態に合わせて最適な組み合わせで選び、磨き上げていきます。組み合わせはまさに無数にあると言えるでしょう。

これらの機材は自動車関連の工場などでもよく見かけるものですが、これらを使って最大限の効果を引き出せるかどうかは、お店によって、また作業する人によって大きな差が出るポイントです。

塗装後は要注意!磨き残しに気づかない理由

分かりやすい例を挙げると、整備工場や板金塗装店で磨いてもらったり塗装してもらったりした後、1か月も経たないうちに細かいキズがたくさん浮き出てきた経験はないでしょうか。引き渡された時はきれいになっていたはずなのに、「もう洗車キズを付けてしまったのか」と思われる方も多いのではないかと思います。

車のボディを磨いた時に付くオーロラキズ

実はこれ、単純に磨けていなかった可能性があるのです。車を塗装した後には、塗装中に付着したゴミ(「ブツ」とも呼ばれます)を取り除き、肌を整えるために同様の磨き作業を行います。この磨き作業中に、確実に磨けているかどうかを確認せずに次の工程へ進んでしまうと、自分で付けてしまった磨きキズをそのまま残して作業を終えてしまうことになります。

では、なぜ作業する側がそのことに気づかないのでしょうか。磨いた直後はきれいに見えるのはなぜでしょうか。それは、使用しているコンパウンドの油膜によって、ちょうどワックスをかけたような状態になっているためです。多少はキズが薄くなっているとは思いますが、磨いた直後はキズが油膜によって隠れてきれいに見えているだけなのです。その後、雨や熱でコンパウンドの油分が取れてくると、ギラギラとした「磨きキズ」が再び浮き出てきてしまいます。

この磨いた際に生じるギラギラとしたキズのことを「オーロラ」と呼んだりしますが、この「オーロラキズ」「磨きキズ」は、まさに磨く過程で新たに付いてしまったキズです。分かりにくいかもしれませんが、「磨く」という作業は、もともと付いていた洗車キズを、より細かいキズに置き換えていく作業だと言えます。この置き換えのために「バフ」と「コンパウンド」を使い分けます。

置き換えるキズを徐々に細かくしていき、最終的に見えなくなるまで磨き上げます(見えなくなるといっても、あくまで人間の目で見えなくなるだけではありますが)。そのため、丁寧に磨いていかなければ、このようなキズが磨き残しとして残ってしまうのです。これこそが、お店によって、また作業する人によって仕上がりに違いが出る大きな理由です。

道具の正しい使い方を理解せずに使用しているケースもありますし、そうしたお店では道具を大切に扱っていないことも少なくありません。バフがコンパウンドでガビガビになっていたり、ホコリっぽい場所に置きっぱなしにされていたりしては、きれいに仕上がるはずがありません。屋外で磨き作業を行っているようなケースも要注意です。ご自身でポリッシャーなどの道具を揃えて磨いていらっしゃる方も、こうした点を意識して作業することで、仕上がりがかなり変わってきますので、ぜひ参考にしてみてください。

磨き前・磨き後の比較

磨く前の状態です。

車の洗車キズを磨く前

磨いた後です。黒の艶が大きく変わっているのがお分かりいただけると思います。

車の洗車キズを磨いた後

塗膜の断面図で見る「磨き」の仕組み

洗車キズの断面図

塗膜の断面構造

洗車キズを磨いた時の断面図

簡単に説明すると、一番下に「鋼板」という鉄の層があり、その上に「下塗り・中塗り」という、サビ止めや上に乗るカラーの発色を良くするための層があります。そしてその上にカラー層があり、さらにその上を透明な膜である「クリアー層」が覆っている、という構造になっています。

磨きの作業で研磨するのは、このクリアー層に付いたキズです。キズの中にはクリアー層の下まで達している深いキズもありますが、そうしたキズは磨くことでキズ自体を薄くし、目立たなくすることはできても、それ以上磨くことはしません。必要以上に磨いてしまうと、塗膜そのものに悪影響を及ぼしてしまうためです。

ALLBLUEでは、こうした知識と経験をもとに、お車の状態に合わせた丁寧な磨き作業を行っております。洗車キズや水垢が気になる方、以前磨いてもらったのにすぐキズが目立ってきたという方は、ぜひ一度ALLBLUEへご相談ください。和歌山市・岩出市・海南市・紀の川市・橋本市をはじめ、幅広い地域のお客様にご利用いただいております。

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和歌山県・泉州エリアのコーティング専門店ALLBLUE。料金はお車のサイズと下地処理コースの組み合わせで決まります。まずは料金・サイズ表をご確認ください。

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